「隠者の王国」、「秘密主義の国」、「孤立した国」。メディアが好んで使う北朝鮮を表象する枕言葉です。全体主義体制を保持し、人・もの・情報の移動が極端に制限される北朝鮮は、ジャーナリストの自由な移動と取材が困難な統制社会なのです。それでも近年の平壌から伝えられる情報には、社会の変化や経済の発展ぶりが際立っています。北朝鮮を観光で訪れる人も多く、地方に足を踏み入れるフリーのジャーナリストや欧米の通信社の記者も少なくありません。伊藤孝司さんもそのひとりです。
東アジアメディア研究センターでは、北朝鮮の人々の素顔をとおしてリアルな北朝鮮の「いま」を考えるため、ジャーナリストや写真家、NGO関係者、一般旅行者などの講演企画「北朝鮮を行く」を開催してきました。この度、伊藤孝司さんの写真展「平壌の人びと」が札幌で開催されることを受け、伊藤孝司さんをお迎えするプレイベントとして、テッサ・モーリス-スズキ(オーストラリア国立大学)さん 、鄭炳浩(漢陽大学)さんをお招きして座談会を開催します。
日時:2022年11月1日(火)17:00-19:00
場所:札幌市教育文化会館 講堂
主催:北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院 東アジアメディア研究センター
協力:伊藤孝司写真展札幌実行委員会